車やバイクの基本情報からメンテンナンス、サーキットでのレース観戦など様々な情報を掲載しています。
車種別のメンテナンス情報も紹介。
レース用語の解説集を作成しました。
サーキットでのレース観戦時にすぐみれるように、わかりやすい短文で解説しています。現地観戦時に是非お役立て下さい!
ハンドルの舵角に対して車が曲がりにくくなっていること。フロントタイヤの摩耗やセッティングなど、様々な原因でアンダーステアになる。
クラッシュやトラブルで停止している車両や、車両の破片が落ちている場合に危険を知らせるためにイエローフラッグが提示される。イエローフラッグが提示されている区間は速度を落とし、追い越しも禁止である。
雨天時(路面が濡れている時)の専用タイヤ。
路面に残った水の乾き残りのこと。乾き残りといっても水たまりのようなものではなく、うっすらと残っているもの。ウェットパッチにドライタイヤ(晴れ用のタイヤ)をのせてしまうと、スピンしてしまうこともある。
コーナリング時に、リアタイヤが外側に滑ってしまうこと。リアタイヤの摩耗やセッティングなど、様々な原因でオーバーステアになる。
前を走行している車を追い越すこと。
車の部品が外れかかっている、オイルが漏れているなど、そのまま走行させると危険な車両に対して提示される。オレンジフラッグが提示された車両はピットに戻り、問題箇所を修理しないとレースに復帰できない。
いわゆるフライングのこと。
レースのスタート方式のこと。スタンディングスタートとは、全車が止まった状態で、信号などに合わせて一斉にスタートする方式のこと。
クラッシュした車両の撤去やドライバーの救出、ガードレールやバリアの修理、または大雨など天候の問題で、レースが安全に行えないと判断されるとセーフティーカーが投入される。セーフティーカー中は追い越し禁止で、レース車両はセーフティーカーの後ろにつき、安全が確保されるまで先導されるかたちとなる。
レースのスタート方式のことで、主に強い雨が降っているスタートの時に適用される。強い雨の中スタンディングスタートを行うのはとても危険なため、レース車両はセーフティーカーに先導される形でレースを安全にスタートするかたちとなる。
通常のイエローフラッグよりも、さらに大きな危険があることを知らせるのがダブルイエローフラッグ。ダブルイエローの区間は追い越し禁止で、徐行し停止する準備をしておく必要がある。
ドライブスルーペナルティが出た車両は、強制的にピットレーンを走行しなければならない。ペナルティ消化中のピットレーン走行では、ついでに自分のピットに入りタイヤ交換などのサービスを受ける事は当然禁止である。
雨天時に起きる危険な現象。雨天時はウェットタイヤ(濡れた路面の専用タイヤ)で走行するが、ウェットタイヤでも対応しきれないくらいの雨量になると、タイヤと路面の間に薄い水の幕ができる。そうすると、タイヤと路面が接していないことになり、ストレートを走っているだけでもスピンしてしまう。ハイドロプレーニングに起き始めたら、通常はセーフティーカーが導入される。
ブレーキング時にタイヤをロックさせてしまうと、その部分だけが極端に削れてしまう。この極端に削れた部分をフラットスポットと呼ぶ。フラットスポットができたまま走行すると、ブレーキング時に同じところでロックするし、振動も多くなるので通常は早めにピットに入ってタイヤ交換をする。
ドライバーに対してレース失格や、ペナルティを通知する時にブラックフラッグが提示される。どちらの意味で提示されるかは、レースカテゴリーによってことなる。
危険行為を行ったドライバーに対して警告の意味で提示される。
周回遅れやあきらかにペースが遅い車両に対してブルーフラッグが振られる。ブルーフラッグが振られた車両は、後続の車両に道を譲らなければならない。
トラブルなどで低速走行している車両があることを伝える旗。
レースや走行セッションの一時中断を意味する旗。クラッシュや大雨などでレースが安全に行えなく、状況の改善に時間がかかると判断された場合にはレッドフラッグが提示され、レースが一時中断される。
レースのスタート方式のこと。ローリングスタートとは、全車が一定の車間を保ちながらスタートラインまで徐行していき、信号などに合わせて一斉にスタートする方式のこと。