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エンジンオイルは人間で例えると血液みたいないものです。汚れていたり量が減っていると病気になってしまいますよね(笑)車も同じで、エンジンオイルの量が減っていると最悪エンジンが故障してしまいます。エンジンオイル量は5分もあれば簡単に点検する事ができるので、定期的に確認しましょう!
エンジンオイル量の見方や点検方法を解説していきます。
車のエンジンオイルを点検する目次
エンジンオイル量の点検に必要な工具はありません。キッチンペーパーかウェスが2枚~3枚ほどあれば十分です。
エンジンオイル量の見方、点検方法は非常に簡単で工具類も必要ありません。まずは車のエンジンを止めて15分ほど待ち、ボンネットを開けます。ボンネットを開けるボタンは、ほぼほぼ運転席側についています。
エンジンルーム内にある、オイル量点検用のオイルレベルゲージを探します。オイルレベルゲージを見つけたら、そのまま上に引抜きましょう。
オイルレベルゲージの先端に付着しているエンジンオイルをウェスなどで拭き取ります。この時、手にエンジンオイルが付かない様に注意しましょう。強めの洗剤で洗ってもなかなか落ちないです(笑)
先端を拭いたオイルレベルゲージを元々あった穴に挿入し、5秒くらい経ってから再びオイルレベルゲージを引抜きます。以下画像のように、レベルゲージの下限から上限の間にオイルがついていれば適量なので問題ありません。
点検が終わったらオイルレベルゲージを元の場所に戻し、ボンネットを閉めて作業完了です!
お疲れ様でした♪
上限より上の場合は、エンジンオイルの入れ過ぎと思われます。オイルが多いと抵抗が増えるので多少燃費が悪くなりますが、あまり気にしなくてもいいでしょう。問題は下限以下のエンジンオイル量が少ない時です。
オイルレベルゲージの下限以下を指していたら、エンジンオイルが何らかの要因で減っている可能性があります。単純なオイル漏れなど原因は様々ですが、そのまま走行すると最悪エンジンが壊れてしまいます。まずは普段付き合いのあるディーラーや車屋に電話相談しましょう。
そのまま走行してもいいのか、レッカー移動になるか、オイル継ぎ足しで整備場まで入庫するかプロのアドバイスが頂けると思います。
余談ですが、エンジンオイルの交換時期は車種によってかなりバラつきがあります。
例えばスズキの2014年式スイフトRSは15,000km走行か1年ごとのどちらか早い方が推奨されていますが、同じくスズキの2007年式アルトは5,000kmか半年ごとのどちらか早い方が推奨されています。
このように車種によって大きく違いますので、車に付属している説明書などで確認しておきましょう。他にもオイルフィルターやエアコンフィルターの交換時期なども確認しておきたいですね!
今回はエンジンオイル量の見方や点検方法を解説させて頂きました。
エンジンオイルは人間で例えると血液みたいなもので、汚れていたり減っていると重大な故障を引き起こします。
点検作業は5分あればできるような簡単な作業なので、皆さんも定期的に点検しましょう。オイル漏れを早期発見できれば、早ければ早いほど修理費用が安くなります。