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点火プラグの交換というと難しいイメージがありますが、正しい手順、適切な工具を使えばご家庭でも簡単に交換する事ができます。
パーツ代、工賃が節約できるので、他の整備費やパーツ代に回すことができますね!
それではやっていきましょう↓
エンジンが冷めた状態でボンネットを開けます。
そうしたら画像赤丸部分の六角ボルト(10mm)を外し、エンジンカバーも外しちゃいます。
ちなみに、エンジンカバーは上に持ち上げれば簡単に外れます。
エンジンルーム左側の赤四角枠に注目!!
赤丸部分のホース留め具をラジペンやプライヤーで外し、ホースも外します。
そして青丸部分のネジも外します。
次にこちらの青丸部分のネジも外しておきましょう。
ホースとネジを外したら、下の画像のようにホースをスライドさせ適当なところに引っ掛けておきます。
この時、赤丸部分のように止め具をホースにのっけた状態にしてはいけません。
エンジンルーム内に止め具が落下し、探すのに一苦労します(汗
プラグのコネクタ部分の爪に、細めのマイナスドライバーを使ってコネクタを外します。
さらに、赤丸部分のネジも外します。
コネクタとネジを外したら、イグニッションユニットを引き上げ外します。
点火プラグの脱着にはラチェット、エクステンションバー、プラグソケットを使用します。
ラチェットにエクステンションバーとプラグソケットを付け、イグニッションユニットを引き上げた穴に入れます。
ソケットが点火プラグの溝を掴んだら反時計回りに回しましょう。
反時計回りに回せばプラグが外れ、プラグソケットを引き上げたときに一緒にくっついてきます。
ちなみにこれが約65000km使用したプラグです。
多少焼けていますが、まだまだ使用できそうな感じですね!
今回はNGKのIRIDIUM MAX BKR6EIX-Pに交換します。
ラチェットを外して、プラグソケットに点火プラグを装着します。
そしてエンジンに装着しますが、この時エクステンションバーを手で時計回りに回しましょう。
手で締まるところまで回したらラチェットを装着し、約1/2回転締めて下さい。
なぜこのような事をするかというと、点火プラグをつけるエンジン本体のねじ溝を潰さないためです。
仮にプラグがエンジンのネジ溝に対して斜めに入っていた場合、いきなりラチェットで締め付けたらネジ溝が潰れてしまいます。
そうしたら最悪自走できないし、ヘッドカバー交換ということも(笑)
本締めの前にかならず手締め確認を行ないましょう。
また、プラグは4本同時交換が原則です。
プラグを4本交換したら、パイプやエンジンカバーを元通りに装着し作業終了になります!
ラチェット
エクステンションバー
プラグソケット(16mm)
ラジペン
画像はありませんが10mmのソケットレンチ、細めのマイナスドライバーも必要です。
点火プラグ(NGK IRIDIUM MAX BKR6EIX-P 4本)