コペンのエンジンオイル交換方法を紹介

エンジンオイル交換というと難しいイメージがありますが、適切な工具、手順をふめば簡単にできる作業です。
また、ネットなどでエンジンオイルをまとめて買えば節約にもなりますね!
エンジンオイル交換をやってみたい方は是非参考にして頂ければと思います。
それではやっていきましょう↓

※ジャッキアップは危険が伴う作業です。
ジャッキを上下する時は常に異常がないか確認し、ゆっくり慎重に作業を行いましょう。

まずはコペンを平坦なコンクリート舗装に止め、ギアはニュートラル、サイドブレーキをかけます。
まだエンジンが熱々なので15分ほどおいて冷ましましょう。

フロントジャッキアップポイントにローダウンジャッキを差し込みます。
コペンのフロントジャッキアップポイント
コペンのフロントジャッキアップポイント

ゆっくりとジャッキアップ。
コペンのフロントジャッキアップ

ジャッキを一番上まで上げたら、次にジャッキスタンド(馬)をかけます。
フロントジャッキアップポイントの左右に牽引フックがありますが、これが馬かけポイントです! 画像の赤丸部分ですね。
コペンのフロント馬かけ

牽引フック部分に馬を置いたら、もの凄くゆっくり慎重に亀より遅いスピードでジャッキを下ろしていきます。
勢いよくジャッキを下げると悲惨な事になるのでご注意を(笑)
また、ジャッキスタンドにコペンが乗ってもローダウンジャッキは1mmほどの隙間を残して外さないようにしましょう。
作業中に何らかの原因で車高が下がってきても、ローダウンジャッキが支えてくれます。
こんな感じで私はいつも作業しています↓
コペンのフロント馬かけ

いよいよ下に潜ります!!
画像中央部分、赤丸がありますよね?
これがエンジンオイルのドレンボルトです。
ちなみに、「あつい」と書いてある部分はマフラーです。
エンジンを切った直後は特に熱いので火傷に気を付けましょう。
コペンのエンジン下回り

ドレンボトルの下にオイル受けを置きましょう。
オイル受けを置いたら、14mmのソケットレンチを使ってドレンボルトを外します。
コペンのエンジンオイル交換作業中

ドレンボルトを外すと勢いよくエンジンオイルが出てくるので注意しましょう。
外したドレンボルトはパーツクリーナーで綺麗に掃除し、新品のガスケットを付けます。
画像で言うと水色っぽいワッシャーみたいなものですね。
このガスケットは、ダイハツのディーラーで購入する事ができます。
ちなみにお値段なんと一個120円前後と激安です。
コペンのドレンボルト

オイルが完全に抜けたら穴周辺をパーツクリーナーなどで綺麗に拭き取ります。
掃除が終わったらガスケット付きのドレンボルトをトルクレンチを使ってはめます。
ちなみに、旧型コペンのエンジンオイルドレンボルト締め付けトルクは25Nmです。
トルクレンチ

ドレンボルトをはめたら再びコペンをジャッキアップし、馬から浮かせます。
馬を撤去し、ゆっくり慎重に亀より遅いスピードでコペンを下していきましょう。

コペンが着陸したらボンネットを開けます。
エンジンカバーに「OIL」と書かれた三角形の蓋があるので、右斜め上に持ち上げてあけます。
コペンのエンジンルーム

画像赤丸部分のオイルキャップを反時計周りに回してあけます。
コペンのエンジンオイルキャップ

いよいよエンジンオイルを投入します!
多めに入れてしまうと抜くのが非常に面倒なので、しっかりと測って入れて下さい。
エンジンオイル交換量は2.5L。
オイルフィルター交換時は2.8Lです。

ちなみに、私はMobil1(モービル1)10w-30を愛用していました。
モービルワンのエンジンオイル

エンジンオイルは一気に全て入れるのではなく、レベルゲージを見ながら入れましょう。
レベルゲージはエンジンルーム内赤丸部分にあります。
この棒は簡単に引き抜く事ができます。
コペンのオイルレベルゲージ

レベルゲージを引き抜いたら先端をウェスで拭き、元に戻します。
五秒くらい立ってから再びレベルゲージを引き抜きましょう。
下の画像のように、レベルゲージの下限~上限の中間にオイルが付くまで入れば適量です。
少しくらい多くても問題はありませんが、くれぐれも上限をこえないように。
オイルレベルゲージ

今回の点検整備で使用した工具

ローダウンジャッキ
ローダウンジャッキ


馬

トルクレンチ
トルクレンチ

14mmのソケット
14mmソケット

ジョウロ
ジョウロ

ウェス
ウェス

画像はありませんが、オイル受けと廃油入れが必要です。

今回の点検整備で交換したもの

エンジンオイル

ドレンボルトのガスケット


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