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ブレーキは車を止めるためのなくてはならない機能ですが、このブレーキにもオイルが使用されています。オイルがなくなるとブレーキが正常に作動しなく、最悪大事故を起こしてしまいます。オイル漏れの早期発見にはブレーキオイルの点検が必要になりますが、ブレーキオイルは約5分で簡単に点検する事ができます。
ブレーキオイルの点検方法や少ない時の対処法、交換時期などについて解説していきます!
車のブレーキオイルを点検する目次
車には駐車時に使用するサイドブレーキと、足で踏むフットブレーキが搭載されていますが、フットブレーキを作動させるために使われるオイルがブレーキオイル(別名ブレーキフルード)です。
足でブレーキを踏んだ力をオイルで増幅してタイヤに付いているブレーキ本体に伝える役割を果てしています。つまり、ブレーキオイルがないとブレーキが作動しません。ブレーキにとってブレーキオイルは必要不可欠というわけです。
仮にブレーキオイルが漏れてしまった場合は、ブレーキが効かず大事故を起こしてしまいます。オイル漏れによる事故を防ぐためにも、以下の方法でブレーキオイルを点検していきましょう♪
ブレーキオイルの点検作業は、基本的に目視作業になります。工具などは必要ありません。
それではブレーキオイルの点検方法を、私の愛車スイフトを例として解説していきます!
まずは、ボンネットを開けエンジンルームを見てブレーキオイルタンクを探します。
画像赤丸部分がブレーキオイルタンクです。
ブレーキオイルタンクを見ると、下側にMIN、上側にMAXと表示があります。このMINとMAXの間にブレーキオイルがあれば正常なので問題ありません。
以上で点検作業完了です!お疲れ様でした♪
しかし、ブレーキオイルの量が少なかった場合はどうしたらいいのでしょうか?
簡単な対処方法を解説していきます!
ブレーキオイルが少ない時は、どこかから漏れている可能性があります。放置するとブレーキオイルがなくなり、最終的にブレーキが効かなく大事故を起こす可能性があります。
まずは、付き合いのあるディーラーや整備工場に早めに連絡して症状を伝えましょう。そのまま自走入庫にするかレッカー入庫にするかなど適切なアドバイスを頂けます。
ブレーキ関係のトラブルは怖いので、車屋のアドバイス通りに対応しましょう。
ブレーキオイルは、一般的に約2年、もしくは約2万kmごとに交換と言われています。基本的に車検ごとに交換していれば安心ですが、車種によっても変わってくるので、念のために車に付属している取扱説明書で確認しておきましょう。取扱説明書にはオイルや冷却水などの交換時期がまとめて記載されています。
今回はブレーキオイルの点検方法について紹介させて頂きました!
ブレーキオイルの点検というと難しそうなイメージありますが、実際には工具不要で約5分ほどで出来る簡単な点検作業とお分かり頂けたと思います。
エンジンルーム内にあり普段は見落としがちな点検項目ですが、その5分で大きな事故を防げるかもしれません。定期的な点検をおすすめします。